外から家にかえってきたらきちんとうがい手洗いをしましょう。
なんて言われるけど、うがいと手洗いってどっちを先にしたらいいの?
手をあらってからうがい?
うがいをしてから手洗い?
なんてお悩みではありませんか?
ここでは、より効果的な手順をまとめています。
うがい手洗いはどっちが先なの?
手洗い、口ゆすぎ、うがい の順番です。
手洗わず口に触れればそこでアウトです。
まちがいなく手洗いが先で,できれば消毒もしたほうが良いですね。手にはものすごい数の菌やウイルスがいますので,ある程度時間をかけて石鹸等で洗いましょう。
まず「手洗い」をして、綺麗になった手でコップをもって蛇口に触れて水を注いで「うがい」をするのが正しいです。
うがいの時に手で水をすくってうがいをする習慣だからです。コップで水を取れば、どちらでもいいのでしょうが。汚い手で水をすくったのでは意味が無いと思い、先に手を洗っています。
先にうがいをしてしまうと、うがいをするコップを手についたばい菌で汚してしまいます。
どちらかと言えば、手洗いを先にした方が良いですね。雑菌がついたままの手でコップを触るか、きれいにした手で触るかの違い程度ではありますが。
うがい手洗いは本当に効果はあるの?どんな効果?
手洗いは、手についた汚れや細菌、ウイルスを洗い流す効果があります。
水だけの手洗いでは、石けんを使用した手洗いに比べて、手についた細菌をしっかり落とせないようです。手を洗う際は、石けんを使用する習慣を持つことをおすすめします
水だけの手洗いでも洗わないよりはよっぽどましなので、時間がないときは石けんを使わずとも、水でしっかり洗うようにしてくださいね。
うがいの効果は医学的にはあやしいところがありますが(のどについているウイルスなどは比較的早い段階で体内に入ってしまうのでうがいをしても遅いという考え方)、のどの加湿という意味合いでは良いと思います。
がいの習慣は平安時代から日本にずっとあるみたいなんですが、科学的根拠が証明されていなかった
研究の結果、水でのうがいはなにもしない場合と比べて風邪の予防効果が約40%もあったのだとか!この研究でうがいの効果が科学的にも証明されました。
喉には本来、空気中の細菌やウイルスに対する防御機能が備わっています
ウイルスの中にはこの防御壁を突破してくるものもいるため、喉の防御機能だけでは感染を予防しきれません。
そこで、うがいが必要になるわけです。うがいをすると、防御機能を突破して粘膜に付着した細菌などを、かなりの確率で体外に洗い流すことができます
うがいには、喉を刺激して粘液の分泌を盛んにしたり、喉のうるおいを保って線毛運動の衰えを防ぐ効果もあると考えられているため、そのような点からも予防効果が期待できます。
うがい手洗いの正しい方法は?
手洗いうがいは風邪の最初の予防策です。
きちんと洗っているつもりでも、洗い残しは意外と多いもの。手のひらや甲だけでなく、手のひらのしわや指の間、指先、爪の周り、親指、手首などもしっかり洗うようにしましょう。
◆てあらい
手にはものすごい数の菌やウイルスがいますので,ある程度時間をかけて石鹸等で洗いましょう。水洗いは物理的な汚れはとれますが、ウイルス等にはまったく効果がありません。
手に付着したウイルスや細菌は、手洗い15秒で10分の1、30秒で100分の1に減少するといわれています
手を拭くタオルが汚れていては台無しになってしまいます。特に、濡れたタオルはウイルスや細菌の温床になりやすいので、タオルはこまめに交換し、清潔なものを使うようにしましょう。
手洗いのコツは「とにかくこすって流す」こと。細菌は皮膚の表面にポツンとついているのではなく、アカや脂とともにこびりついており、水道から出た水流で「時間をかけて洗う」ほうが除菌効果は高くなります。もちろん石鹸をつけて入念に洗い流し、うがいもすれば予防効果は格段に高まります。
流水で手を湿らせ、石けんを適量手に取って両手でよく泡立てます。
手のひら全体をこすり合わせ、泡を伸ばします。
手の甲をもう片方の手のひらで、こするようにして洗います。
両手の指と指を組むようにして、指の間をもみ洗いします。
親指をもう片方の手のひらで包み込み、軽く回転させて洗います。
7)指先で、もう片方の手のひらを引っ掻くように動かして洗います。
手首を反対の手のひらで軽く握り、回転させて洗います。
流水で、泡を完全に洗い流します。
最後に、清潔なタオルやペーパータオルなどで水分をよく拭き取り、十分に手を乾かしましょう。
◆うがい
うがいは15秒以上を2回以上です。薬局でそう言われました。
いきなりガラガラうがいをするのはNGです。細菌や食べかすなどを洗い流すために、初めに口の中をクチュクチュすすぎましょう。
(3)口の中をすすいだら、新しく水を口に含み、上を向いてガラガラうがいを15秒程度行い、吐き出します。このとき、「オー」と発生しながらやると、喉の奥まで洗浄しやすくなります。
(4)(3)のガラガラうがいを何度かくり返します。
いきなりガラガラうがいをしてしまうと、これらの細菌を喉のほうに運んでしまうことになります
ヨード液を使うと「常在菌細菌叢(喉に常在する必要な菌の集団)」まで殺菌してしまい、逆に風邪ウイルスの侵入を許してしまう可能性があるという研究結果があります。はっきりしたことはよくわかっていませんが、水だけのうがいに比べて風邪の予防効果がのどの炎症を抑えたり、扁桃炎などに感染した際の殺菌に有効とされています。低下することは、研究により明らかになっています。
口の中には、善玉菌と悪玉菌が混じっており、悪玉菌だけでなく、善玉菌まで殺菌してしまうおそれがあります。
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