ふるさと納税で確定申告が必要な場合は?必要書類と申告期間は?

ふるさと納税

ふるさと納税をしてみたはいいものの
確定申告って結局必要なの?

 

なんてお悩みではありませんか?

 

年末調整で大丈夫だとか
確定申告しなきゃダメとか
何もしなくていいとか

 

色んな情報があって
ワケがわかんないんだけど

 

実際のところどうなの?
って思ってしまいますよね。

 

実は確定申告は
しなければいけない人と
しなくてもいい人がいるんです。

 

あなたの場合はどうでしょう?

 

ここでは、確定申告な場合は
どんな時なのか

 

持ち物や確定申告の
申告期間についてまとめています

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ふるさと納税で確定申告が必要な場合はどんなとき?

今となっては
誰でも知ってる制度となった
ふるさと納税ですが

 

実は平成20年の税制改正のときから
はじまっていた制度だったります。

 

最初はめちゃくちゃ知名度は
低くて全然目立ってなかったんですね。

 

さらに、今ほどの控除もなく
ふるさと納税をしたら
みんな確定申告をする必要がありました。

 

本来、確定申告なんてしなくてもいい
サラリーマンも、控除をうけるには
必ず確定申告が必要だったんですね。

 

それが2015年の税制改正で
ふるさと納税をする自治体が
5自治体までは確定申告が不要となりました。

 

ワンストップ特例制度
という制度が設けられたことで
確定申告が必要な人と

 

確定申告をしなくても
税金の控除ができる人もでてきました。

 

確定申告が不要になったことに加えて
住民税所得割の特別控除限度額が

 

1割から2割にあがったことで
人気に火が点いて今に至る感じです。

 

もし、あなたが確定申告が不要な
人だった場合であっても

 

確定申告が必要ないからといって
何もしなくてもいいわけではなく

 

何もしないでいると
控除はうけることができません。

 

ワンストップ特例制度を
利用する場合は
寄付した自治体にあらかじめ

 

「ワンストップ特例制度申請書」を
送らないといけないわけです。

 

で、このワンストップ特例制度というのは
みんながみんな使える制度というわけじゃないんですね。

 

確定申告が不要で
ワンストップ特例制度を使えるのは
以下の条件を満たした人のみになります。

 

あなたはどっちですか?
ワンストップ特例制度が使える人ですか?
それとも確定申告が必要な人ですか?

確定申告が不要でワンストップ制度が使える人

 

・もともと確定申告不要の会社員であること
・年収2000万円以下であること
・給料は1か所からのみであること
・寄付した自治体の数が5か所以下であること

 

確定申告が必要な人

 

・ふるさと納税以外の控除をうけるため確定申告が必要な人
(保険料控除・医療費控除・住宅ローン控除・その他収入あり)
・寄付した自治体が5か所以上ある人
・年収2000万円以上の人
・2か所以上から給料をもらっている人

 

 

 

簡単にひとことでいうと
ふるさと納税以外に確定申告を
する必要がない人は

 

ワンストップ特例制度を
利用することができて

 

ふるさと納税以外にも
申告が必要な事案がある場合は
確定申告が必要ということになります。

 

住宅ローン控除とか医療費控除とかですね。
他にも所得がある場合も必要になってくるわけです。

 

また、ワンストップ特例制度を
利用するつもりであっても

 

寄付した自治体に本来
送らなければいけない書類である

 

ワンストップ特例の申請書を
送ってない場合は手続きができないので
自分で確定申告をする必要があります。

 

たとえば、ワンストップ特例制度の
手続きのあとに何か漏れがあったことに
気が付いた場合や

 

あとから他に申告するべき
事案が出てきた場合についても
確定申告をする必要があります。

 

ワンストップ特例制度と確定申告の
両方の手続きをした場合には
必ず確定申告が優先されることになります。

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意外と確定申告をしている人の方が多いのでは?

面倒な確定申告が必要ないなんて
ワンストップ制度っていいね!
って話だけ聞いてると思うのですが

 

実際には確定申告を
している人のほうが多いんじゃないかと
思っている今日この頃。

 

だってですよ?

 

あなたのふるさと納税の
上限額っていくらくらいです?

 

マニ子の旦那の場合は
【ふるさと納税は結局いくら出来ていくら安くなっていくら得なの?】
でもお話ししたとおり13万ほどが限度額なですね。

 

みんなはどうなのか分からないですけど
うちの場合は1回で寄付する金額が1万円なので
合計13回寄付することになるわけです。

 

で、ふるさと納税を楽しむため
お肉とか魚とか日用品とか色んなものを
頂ける自治体にあれこれ寄付しているわけですよ。

 

同じ自治体に2回することも
今後きっと出てくると思いますが

 

控除の限度額が多くある場合は
5つの自治体にしぼって寄付するなんて無理です!

 

無理じゃないけどせっかくなら色んな返戻品が
欲しいと思うのが女心ってもんです。

 

住宅ローン控除の有無や
医療費控除の有無によっても違いがありますが

 

だいたい年収500万円の人なら
その他の控除なしで

 

ふるさと納税の寄付限度額は
7万近くになります。

 

無理して5つの自治体に寄付を
おさえるよりも

 

パーッと色んな自治体に
寄付したほうが楽しめるじゃないですか。

 

ワンストップ特例制度だって
税務署に行かなくてもいいけど

 

結局のところは色々書類を書いたり
送ったりって面倒じゃないです?

 

絶対そうですよ。

 

ちなみに、マニ子の場合は
ふるさと納税の限度額は2万円ほど。

 

1万円の寄付なら2回ですし
5千円の寄付なら4回ですよね。

 

この場合は、
ワンストップ特例制度が利用できて
確定申告はいらなくなります。

 

もちろん旦那も自治体をセーブすれば
ワンストップ対象者になれます。

 

でも我が家はあえてそうしません。
旦那は確定申告、マニ子はワンストップ。

 

こんな感じで限度額が5万円以下なら
ワンストップ特例制度と使えばいいけど

 

限度額が5万円以上あるなら
無理に5つの自治体に抑えなくても
いんじゃないの?と私は思うわけです。

 

実際、こんな風に考えて
確定申告をする派の人のほうが多いと思うのはわたしだけ?

ふるさと納税で確定申告に必要な書類は?

ということで、我が家の場合は

 

夫が確定申告が必要に
なってくる人間になります。

 

ふるさと納税の確定申告には
以下の書類を持って行く必要があります。

 

【持ち物リスト】

・勤務先発行の源泉徴収票
・寄附先の自治体発行の「寄附金受領証明書」
・還付金受取口座の通帳
・印鑑
・マイナンバーカード(通知カード)
・本人確認書類
・確定申告書

ふるさと納税の確定申告では
通常必要な確定申告の持ち物にプラスして

 

「寄附金受領証明書」という書類が
必要になります。

 

寄付をすると寄付した自治体から
送られてくる書類です。

 

年が明けてすぐにふるさと納税をすると
この証明書が必要になるまでの期間が長いので
無くさないように注意が必要です。

 

かといって年末に
どかどか寄付すると確定申告の
時期に証明書が間に合わないことも
あるので注意が必要です。

 

寄附金受領証明書は
寄付した自治体すべての証明書を
添付して申告しなきゃダメなので

 

6つの自治体に寄付したなら
6つの証明書が必要ですし

 

10の自治体に寄付したなら
10この証明書が必要になります。

 

たとえば同じ自治体に
2回3回ふるさと納税をした場合も

 

寄付した回数分の寄附金受領証明書
が必要になってきます。

 

ちょっと書類がたくさんに
なってしまいますが

 

申告もれをするとその分の
税金の還付や控除は出来ません。

 

きちんと揃えて
確定申告に行くことが節税の第一歩です。

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ふるさと納税の確定申告期間は?

確定申告をする期間は
毎年決まっていて

 

申告書の提出時期は
2月16日から3月15日が一般的です。

 

2017年(平成29年)の場合は
2月16日(木)から3月15日(水)
までとなっています。

 

今の時期に行う確定申告は
去年の1/1から12/31までの間に
ふるさと納税をした分ということになります。

 

確定申告はこの1か月間の期間中に
税務署にいって申告するのが
一般的な流れになっています。

 

基本的に税務署は平日のみの
営業なので平日に申告に
行く必要がありますが

 

この期間に限り日曜日でも
開庁しているところもあります。

 

ここで日曜日も開庁している
税務署や日程が書かれているので
平日の都合がつかない人はどうぞ。

 

ちなみに…というか
実は、確定申告は

 

このように申請する時期が
決まっているのですが

 

還付申告については
この期間外でも申告することが
できちゃうのです。

 

ふるさと納税は
税金の還付や控除がなされるので
還付申告になりますよね。

 

還付申告ってその年の
1/1から5年間提出することができるのです。

 

なので、わざわざ激混みの
この時期に税務署に行かずとも

 

ピーク前やピーク後の
ほとぼりが冷めたころに行っても
OKなのです。

 

なので2月を待たなくても
1月に入ってしまえば

 

先に確定申告の書類を
提出しても何の問題もないのです。

 

1月中に確定申告を済ませてしまえば
混雑に巻き込まれることもないし

 

所得税が還付されるまでの
期間も気持ちですが短くなります。

ふるさと納税の確定申告について

ふるさと納税に便利な制度が適用されて
確定申告が不要になる人が増えましたが

 

実際はまだまだ確定申告を
しなきゃいけない人が多いのが現実です。

 

確定申告が面倒だから
ふるさと納税をしない人もいるなんて
本当にもったいないったらありゃしません。

 

そりゃ、しないでいいに
越したことはないですよ?

 

でもマニ子的にはワンストップ特例制度も
十分にめんどくさいと思います。

 

どっちも面倒くさいと思います。

 

でもふるさと納税を何の制限もなく
楽しむなら5つ以上の自治体に寄付して
色んな特産品を楽しみたいですし

 

ワンストップ特例制度だって
ワンストップの申請書を自治体に
送らなきゃいけないわけですよ?

 

それなら各自治体から
送られてくる証明書をまとめて
税務署に送ったほうが楽じゃないです?

 

確定申告は必ず税務署に
出向かなきゃいけないわけじゃないですし
別に確定申告しなきゃいけないから
どうってのは考えないでいいと思うのです。

 

小さな手間より大きな節税!です(^^♪

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