確定申告の医療費控除で健康診断費用のオプションや精密検査は?

確定申告・年末調整

医療費控除なるものが
あることを知って

 

医療費の確定申告をしようと
思ってるけど

 

健康診断のお金って
医療費控除の対象でいいのかな?

 

なんてお悩みではありませんか?

 

医療費控除の対象になるものって
あの場合はどうとか
この場合はどうとかあって
わけわかんないですよね。

 

ここでは確定申告の
医療費控除で健康診断費用が
医療費控除になるのかならないのか
について分かりやすく説明しています。

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確定申告の医療費控除で健康診断の費用は申告できる?

医療費控除というのは
1年間で支払った医療費が
10万円を超えた場合に

 

確定申告をすることで
所得税や住民税が還付されたり
減額されたりするうれしい制度。

 

で、この「医療費」の対象に
なるもの・ならないものの判断の仕方が
色々あってちょっと難しくなっちゃうんですよね。

 

対象が同じであっても
理由や目的が違っていれば

 

医療費控除の対象になったり
対象外だったりするわけなんです。

 

場合によって対象の時もあれば
対象外の時もあるということ。

 

めちゃくちゃやっかいですよね…。

 

では、健康診断の場合は
医療費控除の対象になるのでしょうか。

 

あなたはどう思いますか?

 

健康診断は人間ドックの簡易版の
ようなものですよね。

 

何か病気があったから
調べて治療をするわけではなく

 

あくまでも、あなたの身体に
病気が潜んでいないかを
調べるためのものですよね。

 

治療ではなく予防や早期発見のために
行なわれるのが健康診断です。

 

つまり、健康診断は
医療費控除の対象にはならない
ということなんですね。

 

たーだー!

 

最初にもお伝えしたとおり
健康診断は健康診断でも

 

医療費控除の対象になる場合と
対象外の場合があるんです。

 

基本的には「対象外」と
覚えておいてもらえればOKです。

 

例外として
健康診断の結果で病気が
見つかった場合ですね。

 

健康診断で病気が見つかって
治療を行った場合は

 

治療費だけでなく
健康診断の費用も医療費控除の
対象になるのです。

 

とは言っても会社員の場合の
健康診断は会社側で負担してくれる
ことが多いと思います。

 

その場合は、再検査などでかかった
検査費用のみ医療費控除の対象になります。

 

会社が負担している健康診断料に関しては
あなたが個人で確定申告をすることはできません。

 

ちなみに、

 

健康診断をうけました

再検査になりました

異常ありませんでした。

 

の場合は、健康診断の費用も
再検査の費用も医療費控除の対象には
ならないので注意してくださいね。

 

健康診断をうけました

再検査になりました

異常がありました

治療をはじめました

 

この場合は健康診断の費用も
再検査の費用も通院費も医療費控除の
対象として計上できます。

確定申告で生命保険料控除は扶養家族や妻名義でも対象なの?
確定申告で扶養家族や妻の生命保険料は控除できる?注意点などをまとめています。

確定申告の医療費控除で健康診断の実費のオプションは申告できる?

健康診断というと
身長や体重、腹囲に心電図に
採血に検尿に…と色々な検査をしますよね。

 

基本的にお勤めの会社の
福利厚生費にて負担してくれる
ところが多いと思います。

 

なので健康診断そのものに対して
あなたが支払う費用はないのですが

 

基本の検査にプラスして
オプションとして様々な検査を
受けることができるわけです。

 

アレルギー検査やピロリ菌検査、
女性の場合は子宮がん検診や
乳がん検診なども人気がありますね。

 

これらのオプションに関しての
費用は会社側で負担してもらえないので
あなたが実費で支払うことになります。

 

では、このオプションの分の
費用は確定申告で医療費控除として
計上できるのでしょうか。

 

答えはNOです。

 

基本の健康診断で医療費控除が
適用できないのと同じ理由ですね。

 

あくまで予防や早期発見のための
検査なので基本的には控除の対象外になります。

 

万が一、このオプション検査で
異常が見つかって治療をはじめれば
この分の費用は医療費控除の対象になります。

 

医療費控除の対象になると
うれしいですけど

 

病気になることを意味するので
なんだか複雑な気持ちになりますね…w

 

医療費控除の対象になってほしいけど
病気にはなりたくありませんよね。

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確定申告の医療費控除で健康診断の精密検査は申告できる?

健康診断の費用が
医療費控除の対象にならないのはわかった。

 

じゃあ、要精密検査になってた
場合の病院受診のお金ってどうなの?

って思いますよね。

 

私なんて自慢じゃないけど
毎年必ず「要精密検査」の紙が同封されますし!

 

この精密検査であっても基本は同じで
病気が発見されて治療が行われないと

 

精密検査の費用も
医療費控除の対象にはならないのです。

 

精密検査も治療ではなく
あくまでも病気を発見するための検査
という位置づけになるわけです。

 

どんな場合であっても
医療費控除の対象になる場合の
キーワードは「治療そのものを行っているか」
という部分になってきます。

 

なので私の場合は
毎年、健康診断でひっかかるので

 

要精密検査の書類を紙をもって
病院に受診にいくのですが

 

異常なしというか
まだ若いから薬は飲まなくてもいい
という判断が下されて

 

治療がはじまらないので
医療費控除の対象外になるのですw

 

でも、これで私がアラフォー
だったら薬の処方がされて
治療をすることになると思います。

 

その場合は健康診断から
精密検査の費用までと

 

そして今後の通院もすべて
医療費控除の対象ということになります。

 

その時と場合によって
変わってくるので
迷う場合は税務署に電話して
きいてみるといいですよ。

医療費控除の健康診断費用のまとめ

健康診断は基本的に
医療費控除の対象外になることは
わかっていただけたでしょうか。

 

多くの控除をうけるために
多くの医療の領収書をかき集めていきたいところですが

 

残念ながら健康診断やその後の検査の費用は
何か病気がみつからないと
医療費控除の対象にはなりません。

 

残念…ではありますが
病気がなく健康だったということに
変えられる幸せはありませんよね(^^♪

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