ふるさと納税で所得税が住宅ローン控除でうける衝撃の影響とは?

ふるさと納税

ふるさと納税をしてるんだけど
今年マイホームを建てて確定申告をすると

 

所得税がなくなってしまいそうなんだけど
このままふるさと納税をしても大丈夫なのかな?

 

なんてお悩みではありませんか?

 

ここでは、住宅ローン控除で所得税が
ふるさと納税に与える影響をまとめています。

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ふるさと納税で所得税が住宅ローン控除でない場合どうなる?

ふるさとの税は、自分が好きな自治体に
寄付をすることで

 

寄付した金額の一定額が
所得税や住民税から控除される制度で

 

寄付をした自治体からも
特産品などのお礼を貰えることから
今人気のある制度になります。

 

実際、わたしも
ふるさと納税をして

 

牛肉や鶏肉、お米やフルーツ、
はたまたトイレットペーパーなどの日用品まで
特産品として頂いています( *´艸`)

 

このふるさと納税をして
税金が控除される仕組みは

 

うけられるメリットが特産品だけでなく
税金の控除であることから

 

税金がかからない人が
ふるさと納税の寄付をしても

 

たんなる寄付となり
控除を受けることはできません。

 

控除できる税金がないのですから
当然と言えば当然なんですけどね。

 

となると、気になってくるのが
住宅ローン控除のなんですよね。

 

住宅ローン控除とは
住宅ローンを利用している人で

 

条件を満たす人が受けられる
控除のひとつで

 

住宅ローンの年末の残高の
1%が所得税から控除できる制度になります。

 

毎年年末にその年のローン残高の
1%の控除を10年間うけることができます。

 

たかが1%…と思いますが
住宅ローンは人生で一番大きな買い物であり

 

借入金額が大きいので
住宅購入から10年間の年末残高は
結構な額のことでしょう…。

 

住宅ローン控除の年末の残高が
3000万円ならその1パーセントは30万円ですから

 

所得税から30万円
控除されるので税金額に大きく影響するわけです。

 

ふるさと納税の多くの控除は
住民税から控除され

 

住宅ローン控除は
所得税から控除されるため

 

一見、ふるさと納税と
住宅ローン控除は無関係のように思いますよね。

 

基本的に控除される税金が違うので
ふるさと納税と住宅ローン控除を
併用することはできるのですが

 

実は、住宅ローン控除で
所得税から控除しきれない場合は
住民税からも控除されるので注意が必要です。

 

住宅ローン控除を適用して
所得税がなくなり住民税からも控除することになって

 

さらに住民税の金額をも
超えてしまえば

 

控除できる税金がなくなるので
ふるさと納税での控除が受けられなくなる事があります。

 

ほとんどまれだとは思いますが(;´∀`)

 

住宅ローンを組める金額は
年収によって違うわけで審査されるわけです。

 

年収が少ない人は多く借りれないので
借入金も少な目なので残高も少なめで
受けられる住宅ローン控除の金額も少なめ。

 

そして税金も少な目。

 

年収が多い人は借入金額が大きいため
残高が多いので控除の額も大きくなります。

 

収入が多いので税金も多いので
控除しきれないなんてことはほぼないわけです。

 

すべてはきちんとつながっていて
考えられて計算しつくされているので

 

住宅ローン控除後の住民税が
ふるさと納税限度額未満になる事は少ないのです。

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ふるさと納税に住宅ローン控除が及ぼす影響は?

基本的に住宅ローン控除をしているからといって
ふるさと納税で寄付をすることに
大きな影響はありません。

 

住宅ローン控除は所得税から
ふるさと納税は住民税からの控除なので

 

シュミレーション計算機などで
限度額を計算しても住宅ローン控除を

 

含めて計算しても含めずに計算しても
限度額の金額には違いはありません。

 

ま、シュミレーション計算機は
あくまでも目安なので多少の誤差は出るのかもしれませんが。

 

ただ、住宅ローン控除の金額が大きい人は
住民税の控除にまで回ってしまうので

 

住民税額がいくら残るのか
把握せずにふるさと納税の寄付をすると

 

限度額を超えてしまい
単なる寄付をしただけの扱いにあり
ふるさと納税のメリットをうけられない場合があります。

 

なんというか
ちょっとややこしい話になるのですが

 

ふるさと納税は確定申告と
ワンストップ特例制度で控除される税金が違うんですよね。

 

確定申告の場合は所得税と住民税、
ワンストップ制度の場合は住民税からのみ。

 

で、控除される順番としては

 

所得税の場合は
→ふるさと納税が先で住宅ローン控除が後。

 

住民税の場合は
→住宅ローン控除が先でふるさと納税が後。

 

どちらにしても住宅ローン控除で
住民税から控除をうけることで

 

控除する住民税がなくなってしまうと
ふるさと納税の寄付金控除の効果なしに
なってしまうこともあるわけです。

 

もちろん住民税が残っていれば
ふるさと納税の控除はうけられますし

 

ほとんどの人が
大丈夫だと思います。

 

住宅ローン控除額が10万円で、
所得税が30万の場合は

 

住宅ローン控除は所得税で
還付されることになるので

 

住民税には影響は出ずに
ふるさと納税の寄付金控除が受けられます。

 

もともとの住民税が少ない人や
住宅ローンの借入金額が多くて

 

住宅ローン控除を限度額40万円まで
フルで使っている人は注意です。

 

住宅ローン控除額が40万円で、
所得税が30万の場合は

 

住宅ローン控除は所得税からは
控除しきれず、残りの10万円は住民税から
控除されることになります。

 

ここで、住民税が10万円しかなかったら
住宅ローン控除の残りの10万円できれいに控除してしまうので

 

住民税がゼロ円となり
ふるさと納税の寄付金控除が
意味のないものになってしまうわけです。

 

このため、ふるさと納税と
住宅ローン控除を併用する場合には

 

住宅ローンの残高を確認し
住宅ローン控除がいくらなのか計算してから
ふるさと納税の限度額を計算するようにしましょう。

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まとめ

ふるさと納税と住宅ローン控除は
併用して制度を利用しても基本的には問題ありません。

 

ただ、もともとの税金の金額や
住宅ローン控除の金額によっては

 

まれに、ぶつかり合って影響することも
あり得なくはないので

 

ふるさと納税をする前には
住宅ローン控除の金額の計算をしてから
ふるさと納税の限度額の計算をするようにしましょう。

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