親を扶養に入れる条件は健康保険の場合が厳しい衝撃事実を公開!

控除

親を扶養に入れると親も私もお得だって話を聞いて
親を扶養に入れてみたけど、

 

健康保険料は条件が厳しいからって言われて
お得にはならなかったんだけどどういうことなの?

 

なんてお悩みではありませんか?

 

扶養だとか税金だとか健康保険だとか
「お金」の話って複雑でややこしくて
頭がこんがらがってしまいますよね(;^ω^)

 

ここでは、厳しいと言われる健康保険の
扶養の条件についてまとめています。

スポンサードリンク

親を扶養に入れる条件で健康保険の場合は?

親を扶養に入れることで
扶養控除が受けられて税金が安くなるらしい…

 

そんな話を聞いて親を扶養に
入れようと思ったものの

 

いざ扶養に!と思って会社に話すと
条件があるけど大丈夫?

 

もしかしたら扶養に入れないかもしれないな~
なんて言われた経験ありませんか?

親を扶養に入れることで
受けられるメリットは非常に大きく
デメリットとなることは特にありません。

 

ただ、だれでも親を扶養に入れる事ができるわけではなく
一定の条件を満たしている必要があります。

扶養は扶養でも2種類の扶養がある

ややこしいのですが扶養は扶養でも
2種類の扶養があります。

 

・税法上の扶養
・健康保険上の扶養

 

この2種類です。

 

親を扶養に入れると言っても
両方の扶養になれるわけではないのです。

 

それぞれの扶養に条件があるため
両方の扶養に入れることができる場合と

 

どちらか一方の扶養にしかできない場合、
両方の扶養に入れられない場合があります。

税法上の扶養のほうが条件設定が低く
健康保険上の扶養の条件のほうが条件の敷居は高くなります。

 

ちなみに、税法北条の扶養に親を入れると
「扶養控除」が適用され課税対象の所得が減るため
所得税の負担が軽くなります。

 

健康保険上の扶養に関しては
「被扶養者」制度があるため
扶養してもらう親の保険料の負担がなくなります。

 

税法上の扶養と健康保険法上の扶養それぞれに条件があるのですが、
両者に所得税減や生計を一にしているという条件が必要になってきます。

税法上の扶養の条件とは

税法上の扶養の条件に扶養に入れる
親の収入が関係していきます。

 

生計を一つにしていることが
まず第一の条件なのですが

 

給与収入が年間103万円以下であることが
絶対条件になります。

 

よく、奥さんがパートで働く場合に
扶養から外れないために勤務を調整したりしていますよね。

 

103万円の壁なんて言葉が使われますが
配偶者である嫁に対してだけでなく

 

扶養に入れる親の場合であっても
103万円以下の収入であることが条件になります。

 

親が年金を受給している場合は年齢によって
収入の上限金額が変わってくるので注意が必要になります。

親を扶養に入れる条件が年収で違う衝撃の事実と真実とは?
親を扶養に入れたいと思ってるけど年収がどうのこうのって条件があるみたい… 一体我が家の場合ってどうなんだろ?扶養に入れることはできるの? そんなお悩みを解決します。

 

年金を受給している65歳未満の親の場合は
年間108万円以下である必要あがり
65歳以上の場合は年間158万円以下が条件になります。

 

遺族年金などに関しては非課税なので
収入には含まれないのでノーカウントとなります。

スポンサードリンク

社会保険上の扶養の条件とは

社会保険上の条件も税法上の扶養と同様で
被保険者が生計を立てていることが条件になります。

 

また、扶養に入れいる親の収入は
年間130万円未満であることが基本の条件になります。

 

さらに、同居の場合は親の収入が
あなたの収入の50%以下でないと扶養にすることができません。

 

別居の場合は、あなたの親への仕送りが
親の収入よりも多いことが条件になります。

 

ちなみに親が60歳以上の場合は
180万円未満が基準の金額になります。

 

注意してほしいのは
健康保険上の扶養の条件である収入は
年金の金額も含まれます。

 

税法上では年金の金額を収入として
カウントしませんが社会保険法上の扶養では
年金収入を収入としてカウントします。

 

社会保険上の扶養が厳しいというのは
さまざまな条件があるからで

 

扶養に入れるための条件は
これだけではありません。

 

親とあなたが同居なのか別居なのかによっても
扶養にできるかできないかも変わってきます。

まず別居の場合は自分の親しか
扶養に入れることはできません。

 

同居の場合は自分の親に加えて
配偶者の親も収入の条件を満たせば扶養に
入れることができます。

 

さらに言いますと、もしあなたに兄弟姉妹が
いるのでしたら、一般的にはその中で年収の一番高い人が
親を扶養に入れることになっているのです。

 

健康保険法上の扶養が
厳しいって言われる理由がわかりますよね?

 

所得税法の扶養の条件よりも
めちゃくちゃ細かくて複雑なのです。

 

しかも、健康保険組合によって
扶養の条件が違ってくるので私の話は話半分で聞いて
一度確認してみることをおすすめします。

 

親を健康保険の扶養にいれると…

っとまぁ、ここまでの話で扶養には2種類あって、
税法上の扶養と健康保険上の扶養があるということは
お判りいただけたと思います。

 

親の年収的に言えば
103万円未満である税法上の扶養と
130万円未満である社会保険上の扶養とでは

 

税法上の扶養の収入範囲に抑えなきゃいけない点では
税法上の扶養のほうが扶養に入れにくいような気がしますが

 

年金がカウントされなかったり
細かい条件がないので比較的扶養に入れやすいのは
税法上の扶養となります。

 

しかも、もし健康保険上の扶養に入ったところで
親があなたの扶養に入ることで親がこれまで支払っていた
健康保険料の支払いはなくなるけど
あなたの保険料が減額されるわけではありません。

 

あなたの健康保険料は
今と同じく支払う必要があるのは変わりません。

 

では、なぜみんな扶養扶養騒ぐのかというと
健康保険上の扶養に入ることによってデメリットがないからです。

 

親の負担が減って、あなたには基本的に
何の影響もありません。

 

奥さんを扶養に入れると
お財布が一緒だから奥さんの健康保険料の
支払いがなくなると家計は助かりますが

 

親とガッツリ財布を別にしている人は
少ないと思います。

 

ただ、生計を一にしているのが条件なので
実質的には親の負担=あなたの負担だと思うので
トントンではあるんですけどね。

 

また、あなたが働く企業・会社が
扶養手当という手当金を支給している会社であれば
扶養手当がついて収入がプラスになる場合もあります。

税金対策で親を扶養に入れるメリットとデメリットの衝撃事実とは
親を扶養に入れいると節税できるって話を聞いたけど そんな上手い話しってあるの?なんてお悩みではありませんか? ここでは親を扶養に入れることで起こるメリットとデメリットをまとめています。

最後に…

お金の話は本当に難しいですよね。

 

ひとことで条件といっても親の収入やあなたの収入、
そして親の年齢やあなたの年齢によって
扶養に入れられないこともあり得るので

 

加入している健康保険組合に
事前にきちんと確認するようにしましょう。

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました