ふるさと納税をしてみたけど
実際に確定申告をするといくら戻ってくるの?
なんてお悩みではありませんか?
ここでは、ふるさと納税で確定申告をした場合の
還付金の計算方法についてまとめています。
ふるさと納税の確定申告をするといくら戻ってくるの?
ふるさと納税は、寄付をすることで
医療費控除などの所得控除と同様にして
寄付金控除という名目で
所得から差し引かれる制度になります。
基本的にふるさと納税の対象になるのが
所得税と住民税で、ふるさと納税をすることで
節税につながるということになります。
で、ふるさと納税は、
ただ単に寄付をすれば税金の控除ができるのではなく
ここにいくら寄付をしました!
と申告しないと控除をうけることが出来ません。
会社の年末調整で生命保険料控除をうけるときも
書類を出して申告していますよね^^?
それと同じような感じで
申告しないと損しちゃうことになるわけです。
ふるさと納税の申告には2種類ありまして
確定申告とワンストップ特例制度があります。
ワンストップ特例制度を適用する場合は
確定申告の必要はないのですが
2. 確定申告で税金の還付が受けられる人
3. ふるさと納税をした自治体が6団体以上の人
4. 「ふるさと納税ワンストップ特例制度」の申請をしていない人
以上の場合はふるさと納税をして
確定申告が必要になります。
控除される金額はどちらも同じなのですが
どちらで申告するかによって
還付の仕方が変わってくるのでちょっとややこしいかもしれませんね。
ワンストップ制度を適用する場合は
所得税からの控除はなく
全てが翌年の住民税から惹かれます。
確定申告をする場合は
所得税から還付される分と住民税から
差し引かれる分に分かれるのです。
しかも所得税は、寄付した翌年に還付金として
口座に振り込まれて還付されて
住民税は寄付した翌々年に
差し引かれることになるので余計にわかりにくいのです(;^ω^)
確定申告の期間に確定申告をすると
まずはあなたの指定した口座に所得税の
還付金が振り込まれます。
所得税の割合は少な目なので
思ったより現金で返ってくる金額は少な目です(;^ω^)
(あとは住民税からの控除)
申告した1,2か月後に入金されるのですが
何日か前には金額と入金日がわかるハガキが自宅に届くはずです。
ふるさと納税の確定申告で還付金の計算方法は?
では、実際に確定申告をした場合
ふるさと納税の寄付による還付金はいくらになるのでしょうか。
計算してみましょう。
・所得税控除の計算方法
–(ふるさと納税額-2,000円)×所得税の税率
・住民税控除の計算方法
-基本分の控除額
(ふるさと納税額-2,000円)×10%
-特例分の控除額
(ふるさと納税額-2,000円)×(100%-10%(基本分)-所得税の税率)
ふるさと納税を3万した場合
所得税は(30,000円-2,000円)×10%=2,800円が
還付金として振り込まれます。
住民税は(30,000円-2,000円)×90%=25,200円が
翌年の住民税から減額されます。

ふるさと納税で確定申告をした時の還付金のまとめ
ふるさと納税の金額の計算方法はとっても複雑です。
家族構成だけでなくその他の控除の
有無などによっても変わってくるのでおおまかな目安だけでも
知っておくといいと思いますよ(^^)/
ふるさと納税の効果はほとんどが
住民税からの控除になるので
現金で返ってくる金額は微々たるもの。
ワンストップ特例制度を利用する場合は
全てが住民税からの控除になるので
目に見えて実感できないのが残念ですよね( *´艸`)
コメント