ふるさと納税の減税の仕組みは本当に得?知らないと損するポイント

ふるさと納税

ふるさと納税をすると減税できるって
よく耳にするようになったけど
いまいち仕組みがよくわからない…。

 

実際どうなの?
わたしがふるさと納税をしても
節税できてお得なの?

 

このようなお悩みを
お持ちではありませんか?

 

節税節税って騒がれていますが
ふるさと納税をすることで
得する人と損する人がいたります。

 

もし、損する側の人間だったら
ふるさと納税をしても控除はうけられないので

 

きちんと仕組みを知って
自分がどっちの人間なのか知ってから
寄付をするかを決めてくださいね。

 

ここではふるさと納税の仕組みと
得する人と損する人の違いをまとめています。

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ふるさと納税の減税の仕組みは?

そもそもふるさと納税という
仕組みが作られた理由について
あなたは知っていますか?

 

住んでいる人が沢山いる都会では
たくさんの人から住民税が集められるけど

 

田舎など人が少ない地域では
住民が少ないから、住民税も少なく
税金が少ないんですね。

 

この、都会と田舎の税収の
バランスが悪すぎることが問題になって

 

わたしたち1人1人が
自分が好きなところに寄付できるように
したという制度なんですね。

 

田舎で育ったものの
大人になった今は都会に住んでいる人って
意外と多いじゃないですか。

 

それなのに今払っている税金って
幼少期に大変お世話になった田舎ではなく
大人になって住み始めた都会なんですよね。

 

この今の納税の仕組みだと
都会ばっかりに税金が集まって

 

都会ばっかり税金を使って
より一層開けて行っちゃうわけです。

 

一方で税金が少ない田舎は
ずっと田舎で、道路も整備できないし

 

子どもが育てにくい環境だったり
介護もままならなかったりと
住みよい環境にできないんですね。

 

こういった税収の格差の
バランスをとるために
ふるさと納税がスタートしたわけです。

 

ふるさと納税は一言でいうと
自治体にする「寄付」のことを言います。

 

「納税」っていうのは名ばかりで
実際のところは「寄付」ですね。

 

ふるさと納税をすることで
寄付した金額から2000円を引いた金額が
控除されることになって

 

あなたの所得税や住民税から
減額されることになります。

 

今とっても人気の
節税対策なのです。

好きな地域に寄付できる

本来、税金って
自分が住んでいるところに
納めるのが普通ですが

 

ふるさと納税をすることで
自分が住んでいるところの税金は控除されて
自分が好きな地域に寄付することができます。

 

あくまで「寄付」ですが
本来払う税金を先に違うところに
払ってるというイメージですかね。

 

もちろん、ふるさと納税をする地域は
今すんでいるところでもOKですし
あなたの生まれ故郷でもいいです。

 

おばあちゃんが住んでる
ところでもいいですし
よく行く旅先でもいいです。

お礼の品がもらえる

ふるさと納税で
好きな自治体に寄付をすると

 

その自治体からお肉や魚、
お米や野菜や果物など

 

その自治体を代表する
特産品などのお礼の品がもらえます。

 

あくまでお礼なので
特産品を買っているわけじゃないんです。

 

ふるさと納税は実質2000円の負担で
寄付した残りの金額は

 

税金から控除されるので
頂くお礼の品はタダ同然って
ことになるわけです。

複数の地域に寄付できる。

自治体によってお礼の品も色々あって
もちろん得意不得意もあるわけです。

 

だから欲しいお礼がある
自治体に寄付していくわけですが

 

A県A市にふるさと納税をして
野菜をもらって

 

さらに

B県B市からはお肉をもらって
C県C市からは魚をもらう…

 

なんて風に、複数の自治体に
寄付することができます。

 

あなたのふるさと納税の
限度額がそれなりにあれば

 

あっちにもこっちにも
寄付して色んな特産品を
頂けるわけです。

 

ふるさと納税の返礼品は
見てるだけでヨダレが出るほど
おいしそうなものがいっぱいですし

 

食べものだじゃなく電化製品だったり
日用品だったり、色んな返戻品が
あるので見てるだけで心躍りますよ~。

税金の使い道が自分できめられる

税金って基本的に
何に使われるかっていうのが
はじめから決まってるんですね。

 

消費税は医療とか年金とか
介護などの社会福祉に…

 

お酒やタバコの税金は
国家公務員の人件費などに…

 

ガソリンにかかる税金は
道路関係に…

 

こんな感じで税金の
使い道は基本的には
決まっちゃってるわけですが

 

ふるさと納税でわたしたちが
寄付をするお金っていうのは

 

日本で唯一、そのお金を
何に使うか決めることができるんですね。

 

わたしはインターネットで
ふるさと納税の手続きをしているのですが

 

その手続きの時に
何に使ってほしいか選択して
チェックができるんですね。

 

寄付する地域でどんな風に
このお金を使ってほしいのか
っていうのをこちらから指定できます。

 

子育てに、道路に、介護に…
なんて風にね。

寄付金額に応じて税金が還付または控除される

私がふるさと納税をする
1番の目的はこれです。

 

きっとあなたの目的も
同じなんじゃないでしょうか?

 

寄付をした分だけ
(2000円は負担だけど)
所得税や住民税が控除される。

 

節税できる上に
お礼までもらえるんですからね♪

 

ふるさと納税をして
税金が控除される金額には上限があって

 

詳しくは今度お話ししますが
例えばあなたのふるさと納税の
控除額の上限が10万円あったとしますね。

 

あなたは好きな自治体に
10万円まで寄付でするこで

 

9万8千円の税金を先払いした
ことになるわけです。

 

寄付をすることで本来払うべき
税金から先払いした分が
差し引かれるという仕組み。

 

さらに、寄付先から
お礼としてお肉や魚など
あなたが選んだ好きなものが
もらえちゃうわけです。

 

9万8千円の税金を先払いしたよ~
ということを確定申告することで

 

所得税や住民税から
既に支払っている9万8千円の
税金が還付されたり控除されるわけ。

 

所得税の還付は確定申告後
数か月で銀行口座に振り込まれて

 

住民税の控除は次の年の
6月以降に支払う分から
控除されることになります。

 

寄付をしてから還付や控除までに
ちょっと時差があってわかりにくいのですが

 

かなりの節税になります( *´艸`)

ふるさと納税はメリットしかないって本当?絶対損しないための考え方
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ふるさと納税の仕組みで得する人って?

ふるさと納税を利用することで
ほとんどの人が得をすることができます。

 

控除できる上限が
年収や家族構成などによって違って
計算が複雑になってくるし

 

得といっても数千円だけお得な人もいれば
数万円以上も得をする人もいます。

 

ただ、どちらかというと
収入の多い人のほうがお得度は高くなります。

 

ふるさと納税は
住民税の20%以内が控除の対象なので

 

税金を多く納めている人ほど
多く控除されることになりますよね。

 

多く控除できるということは
多く寄付できるということ。

 

つまり返戻品も
多くもらうことができるということなのです。

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ふるさと納税の仕組みで損する人は?

ふるさと納税の仕組みを利用して
逆に損をする人もいます。

 

何も考えずに絶対得すると思って
ほいほい寄付してしまうと
失敗して損することになるので
注意してくださいね。

自分の所得税や住民税を知らない人

まず、ふるさと納税をする前に
あなたの所得税や住民全の金額を
しっかりと把握しましょう。

 

収入によって控除額の上限があります。

 

この上限を超えてふるさと納税を
してしまうと実質2000円の負担でいいところ
自己負担の金額が多くなってしまいます。

 

年収が低い人

ふるさと納税は寄付をすることで
所得税や住民税が安くなる制度です。

 

なので、取得が低く
もともと所得税や住民税が非課税の人は

 

控除を受けたところで
何も変わらないので

 

言い方は悪いですが
寄付をしても無駄になってしまいます。

 

もちろんふるさと納税はできますが、
控除するものが何もないので

 

1万円寄付をしても
1万円まるまるが自己負担になっちゃう
ことになるわけです。

 

支払うはずの税金を安くするのに
支払う税金がない場合は損ということです。

 

住宅ローン控除や医療費控除がある人

年収が低くて支払う税金が
ない人と同じ感じになりますが

 

ふるさと納税意外にも
住宅ローン控除や医療費控除など
他の控除を適用する場合は注意が必要です。

 

特に住宅ローン控除は
年末のローン残高の1%が控除されるので
結構な金額が控除されることになります。

 

住宅ローン控除を適用することで
支払う税金がなくなってしまった場合は

 

ふるさと納税をしても
無意味になってしまいます。

 

住宅ローン控除をしても税金が
残っている場合は控除が適用されますが

 

その残った金額分だけが
控除できる金額になりますよね。

 

無計画にたくさん
ふるさと納税をしてしまうと

 

控除額を超えた分は全額
自己負担額になってしまうので
損することになります。

ふるさと納税の減税のまとめ

何かと話題のふるさと納税。

 

とってもお得で魅力的な制度だってこと、
わかっていただけたでしょうか?

 

今回、「損する人」として
紹介した人だって

 

始める前に自分の現状を
しっかり把握して計画的に納税すれば
絶対節税につながります(^^♪

 

うまく活用して節税ライフを楽しみましょう!

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